令和2年度エネルギー管理士受けてきました。
科目合格が合った為、エネ管(電気)の「電力応用」のみの受験でしたが、自己採点の結果合格してそうだったので勉強した方法・使用した参考書などを記載するので参考になればと思います・・・く(`・ω・´)
そもそもの電気noobの能力
- 電験三種持ち(2018年合格)
- 工業高校電気系卒業
- 30歳そこそこ
- 仕事は強電系フィールドエンジニア&発電所勤務
- 数学力は三角関数まで、微積××
- 物理××
電力応用勉強時間
- 40時間でした。
割合でいうと9割過去問、1割参考書でした・・・。
- 他の3科目は60時間だったので全科目計100時間ってところでしょうか。
選択した科目
- 電動力応用(必須)
- 電気加熱&照明(選択)
使用した参考書
- 参考書はオーム社の電力応用を使用しました。主に過去問の傾向から似た解説が多いですが、選択問題である電気加熱&照明では知識問題に役立ちました。
あまり参考書を読まない派ではありますが、エネ管の問題自体電験と違ってネットであまり情報が無いので使用してみました。
- 電力応用の科目すべてを一冊でまとめているので内容が薄いところは薄いですが、選択問題ではこの参考書で結構良い点まで引き上げてくれるカンジでした・・・。く(`・ω・´)
- わたし自身物理も微積も全くダメで一応この参考書の電動力応用の触りだけ勉強しましたが、見事に今年の問題でほぼ同じ問題が出題してしてくれて助かりました。
⤵⤵⤵これが今年出題された電動力応用の問11です。よくみてください・・・。
⤵⤵⤵下が電力応用参考書の問題です・・・・。(^q^)
なんでしょうね・・・。ほぼ同じ問題ですネ・・・(^q^)
過去10年分の問題見ましたが問11については易化と思います。
が、その分問12については過去10年の中でも最大級に難しかったので帳尻合わせでしょうか・・・( ˘ω˘)スヤァ (ほとんど積分の問題じゃん)
⬇⬇⬇⬇⬇問12は秒で捨てました・・・(´;ω;`)
⬇使用した参考書
- 過去問もオーム社を使用しました。
一応解説もありますが、予備知識が無いと解説だけでは理解しにくいところは多々あります。まぁ過去問なのでそんなものでしょうか。( ˘ω˘)スヤァ
電力応用の勉強方法と対策
エネ管4科目のうち電力応用(電動力応用)は間違いなく電験3種より難しいと思います。(ただし他の3科目と選択問題は電験3種より同等もしくは同等未満です。)
とはいってもなんというかエネ管の問題って電験3種と違ってイジワル問題が少ないと感じてます。
電力応用の場合、
必須である電動力応用(100点配点)と選択問題2種類(50点+50点)で合計200点満点で合格点は120点になります。
選択問題は
- 電気加熱
- 電気化学
- 照明
- 空気調和
になりますが自分は電気加熱&照明を選択してます。この選択は人それぞれなので実際に問題を見て判断して方が良いと思います。
対策としては電動力応用を含めた勉強が確実ですが、自分みたいなナマケモノは選択問題80点+電動力応用40+α点を目指しました。
その結果が勉強時間40時間につながっています。しかも勉強始めが8月のお盆終わりかけ・・・(^q^)(試験日は8月30日)真似しないように・・・\(^o^)/
電動力応用の対策は、①運動とエネルギー②ポンプと送風機③巻上機やエレベーターをまず率先して対策するべきです。
上記の3つがすべて一緒には出題されないと思いますが、各々出題される確率はかなり高く点数を稼ぎやすいです。
特に物理・数学力が無い人はへたに微積を含む問題を対策をするよりは上記3つを勉強して、時間に余裕があったら微積を含む問題に手をかけた方が良いです。
選択問題の計算問題はとりあえず過去問を回しとけば良いと思います・・・
出題される計算問題は過去問から少し捻って出題されますが、過去問周回で十分対策できると思います。ただ注意点としては式を丸暗記するのではなく、式と式のつながりを覚えておく事が大切です。特に照明問題は似たような言葉が多く(輝度や光束、発散度など)、式の暗記よりかは単位の意味で覚えた方が変則問題に対応できます。
また、電気加熱にもいえる事ですが、式と式のつながり、つまり単位の変換が特に大切です。電気加熱の場合、熱を電気にまたは電気を熱に変換する事が基本になるので「1w・s=1J」など自分が覚えやすい形でひとつ頭の中に入れる方が良いです。
1w・s=1J⇒1w・h=3600J これは秒から時間に変換で3600倍でこんなカンジで変換できれば式の暗記の必要なし・・・く(`・ω・´)^
選択問題の知識問題はどうでしょうね・・・。過去問から類似した問題が出題されたものもありましたが、新しい問題も出てくるので前に紹介した参考書などで周辺の知識を学んだほうが良いと思います。照明の場合、LEDの知識問題や今年はナトリウムランプの問題も出題されました。
電動力応用をなんなく対策できる人ならば問題は無いですが、中々点数に結びつけるにはハードルが高く自分は選択問題を重点的に勉強しました。
選択問題は比較的易しめで勉強した分だけ点数に結びきやすいので本番の試験では選択問題8割以上の正答率が欲しいところですね・・・(^^ゞ
今年の実際の正答率は
選択問題(電熱&照明)90点程度
必須問題(電動力応用)40点程度
併せて130点前後でした。(合格点120点・・・アブネェェ(^q^)
ちなみにわからなかった問題のラッキーパンチはほぼハズレでした。確率怖い。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
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