CVTケーブルとは

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CVTケーブル325 mm2
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CVTケーブル

架橋かきょうポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル

真ん中から

導体

電気が通る道。

内部半導電層

導体と架橋ポリエチレンの間に挟み込み、隙間(ボイド)の発生を予防する。また、導体の電界を集中させない効果もある。

ボイドとは導体と絶縁体に生じる隙間で、部分放電の原因となる。

架橋ポリエチレン絶縁体

導体の電気絶縁を目的とする。現在では架橋ポリエチレンが主流。

外部半導電層

内部半導電層と同じ。

遮蔽銅テープ

シールドとも呼ばれる。銅テープで出来た金属層。高圧ケーブルにはこの遮蔽銅テープが施工されており接地させて、地絡電流帰路として使用する。

この接地がかなり重要で接地が施されていないと導体と遮蔽層と対地で電位差が発生し、静電誘導により電圧が発生して感電のおそれがある。

シースメガーといえば対地と遮蔽層間の絶縁抵抗を測定している。一般的に500Vや1,000Vでシースメガーを実施するが、この絶縁抵抗値が低下しているとシースの損傷が疑われ、さらに水気を多い箇所にケーブルが敷設されていると水トリー現象などが発生し、最悪ケーブルが地絡する。シースメガーは大切な測定になる。

ビニルシース

外装。ケーブル(絶縁体)を外傷や水から守りビニルやポリエチレンが使用される。

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